角度の自動計算

自動計算機能を使用して幾何学オブジェクト (線分セグメント、軸、円弧、楕円、楕円弧、通常のテキスト、塗りつぶし、イメージ)、レイアウト要素および印刷要素の角度を定義することができます。これは、変換と回転変形の実行中にも、基本コンポーネントの挿入中にも実行できます。

角度の計算方法

角度は、座標軸の射線の値 (0、90、180、270、360度) に値を加算する、またはそこから値を引き算して計算されます。各象限は (+) ゾーンと () ゾーンに分割され、入力された値が最も近い軸の角度に加算されるか、あるいはその角度から引き算されるかは、ゾーンに応じて決まります。算出される角度は、最も近い座標軸の値に入力した値を加算するか、または座標軸の値から入力した値を引き算して求められます。

角度の自動計算の使用

    1. それぞれのモード内で、[角度]に0度から90度までの角度の値を入力します。
    2. 象限を選択 をクリックし、表示された擬似座標系で、指定する角度の位置がある象限までマウスポインタをドラッグします。

第2象限

    1. 象限の中で指定する角度のゾーンを選択します。象限の高い方の角度から値を引き算する場合は (– ) ゾーン、象限の低い方の角度に値を加算する場合は (+) ゾーンを選択します。
    2. マウスボタンを放して選択内容を確定します。

角度は、最も近い座標軸の値に入力した値を加算するか、または座標軸の値から入力した値を引き算して求められます。ステップ2の例では、180度から20度の値が差し引かれ、角度は160度になります。

さまざまな象限ゾーン内での角度の計算例については、「 」をご覧ください。

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第1象限

第1象限

第2象限

第2象限

第3象限

第3象限

第4象限

第4象限