パラメータ公式と寸法式で材料の厚みを使用する

d() 関数は材料の厚みの値を抽出します。抽出された値は、パラメータ公式や寸法式で使用できます。

複数の材料を使用するプロジェクトの場合、抽出される値は、関数を使用するパラメータの種類に応じて異なります。d() の使用が:

図面の材料の厚みを抽出するには

注:サンプルファイルは、インストール内(たとえば C:\EngViewWork7\EngView Samples\)に含まれています。

プロジェクトには、Box と Wrap という 2 枚の図面があり、それぞれに異なる厚みが設定されています。Wrap 図面の長さ(WrapL)と幅(WrapW)は、Box 図面の長さ(Lss)および幅(Lss)と、使用する材料に対する修正で計算されます。

Wrap の幅は公式で計算されます(赤でハイライト):

WrapW=Wss+d(Box)+d()

重要:WrapW パラメータがローカルパラメータである点に注意してください。これは、d() が現行図面(折りカートン、0.5 mm)の材料の厚みを取得することを意味します。この厚みは、プロジェクトに対して設定された厚み(1.5 mm)とは異なります。WrapW の値を計算する場合には、ボックス図面の材料の厚みを考慮する必要があります。そのため、他の図面の名前を角カッコに入れて指定しなければなりません。