Perfa フォントプロジェクトはデフォルトの図面を 5 枚(A、{term}*、{space}*、{missing}*、{BoundingRect}*)と付随するパラメータ*を表示します。
* 重要:この図面とパラメータの名前は変更しないでください。
重要:Perfa フォントプロジェクトで、個別の図面にそれぞれ記号を描画します。つまり、Perfa フォントはその記号数と同じ数だけ描画できます。最初の記号描画(A)はデフォルトでロードされます。大文字の A 以外の記号を作成している場合は、ダブルクリックして図面の名前を変更してください。
単位の変換についての注:パラメータの式は、引数 3 つの関数 unitconv(Arg 1; "Arg 2"; "current") を使用します。Arg 1 は値、Arg 2 は Arg 1 の測定単位(設定されている場合)です。Arg 3=current は、フォントを構造に適用した場合に、Arg 1 の値が現在使用されている測定単位に変換されることを保証します。次の例を参照してください。
unitconv(25,00; "mm"; "current").ここで、プログラムはパラメータの値(25)を、引数 2 で指定された測定単位で取り扱います。引数 3 を「current」のままにしておくと、プロジェクト内の構造にフォントを適用する際、そのプロジェクトの測定単位がミリメートルであれば、フォントの高さは 25 mm のままミリメートルで表示されます。一方、フォントを適用する構造のあるプロジェクトが測定単位としてインチを使用する場合、フォントの高さは同じですが、13/64 インチ(25 mm)として表示されます。
ここで記号の円の描画を開始し、作りたい記号の形状を作成します。
重要:記号を作成する側が図面のどちら側か(抜き型のおもて側か裏側か)に注意してください。描画面が記号の方向にどのように影響を与えるかについては、以下の図を参照してください。
Perfa スタイルで内側の円を描きます。円はそれぞれ 1 本のピンを表します。次に、(1) 表エリアで[レイヤー & オブジェクト]タブに移動して DebossPerfa レイヤー(凹凸レイヤー)を作成し、(2) [位置]で[裏面]を選択し、(3) その円形を DebossPerfa レイヤーに割り当てます。
(オプション)外側の円形をすべて Perfa Contour スタイルで描画します。1up 図面では、ズームアウトすると記号が読めるようになります。次に、(1) 表エリアで[レイヤー & オブジェクト]タブに移動して 補助レイヤーを「Perfa Contour」の名前で作成し、(2) [位置]で[裏面]を選択し、(3) 円形をこのレイヤーに割り当てます。
(オプション)固定用の穴を Dieboard スタイルで描画します。これらの穴は、記号のプレートをダイスに固定する固定具(種類を問わない)を表します。次に (1) 表エリアで[レイヤー & オブジェクト]タブに移動し、補助レイヤーを「DB」の名前で作成し、このレイヤーに穴を割り当てます。
重要:ステップ 5~7 で作成したレイヤーは、グループアイテムに割り当てる必要があります(図)。
固定用プレートは、ボルトなどの固定具を通して Perfa テキストを抜き型に固定するための穴を表します。これらの穴は主に、サイズの小さいプレートを使用する MINI Perfa フォントで用いられます。
重要:レイヤーは、グループアイテムに割り当てる必要があります(図)。
結果。
注:Perfa フォントが固定具を使用しない場合(たとえば標準 Perfa フォントの場合)、{term} 図面には何も描画する必要はありません。この場合、パラメータ Term の値は「No」にする必要があります。MINI Perfa フォント(左)が固定プレートを使用し、標準 Perfa フォント(右)が使用しない様子を、以下の図で参照してください。
入力はできるがプログラムが認識しないマークとなる記号を描画できます。この記号をキーボードで入力しても、選択したフォントにはその記号がないので、プログラムは認識しません。プログラムは、認識されない記号を使用してその存在を示します。
Perfa フォントにスペース用のプレートがある場合は(たとえば、ピンのない空白のプレート)、{space} 図面でパラメータ W に値を割り当て、図面は空白にしておきます。
Perfa フォントの使用中に、テキストを保持するガイドレールのサイズを可視化したい場合は、{BoundingRect} 図面でベースコンポーネント 99 Perfa Font Guide Rail.evb をドラッグします。これは、Perfa テキストを囲む形で自動的にサイズ変更されます。Individual Components\90 Parts\97 Text Areas の中でコンポーネントを探します(図)。
図面にはローカルパラメータが 2 個あります。
TextL: プログラムは、入力した文字のサイズに合わせてパラメータの式に値を代入します。Perfa テキストの各記号に割り当てたパラメータ W の値がそれぞれ加算されます。
TotalRailCost: ガイドレールの総コスト。状況に応じてパラメータ公式を編集できます。パラメータは、Perfa テキストの価格計算に影響を与えます。
Perfa フォントを定義したら、それを保存して使用できるようにします。Perfa フォントは、インストールの Perfa Fonts フォルダに EVFNT ファイルとして保存されます。デフォルトのパス名は C:\EngViewWork7\Settings\EngView Fonts\Perfa Fonts です。
Perfa Fonts ディレクトリを開いた状態で[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。