Illustrator/Package Designer の統合環境:ワークスペース
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ワークスペース
ワークスペースのロード
ワークスペースの復元
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ワークスペースについて
EngView/Adobe
Illustrator の統合環境には、統合環境の機能を管理するパネルで構成される独自のワークスペースがあります。ワークスペースにはパネルが
8 枚あります。次に示すように、3 枚は Illustrator のネイティブパネルで、5 枚は EngView
のパネルです。
Illustrator のネイティブパネル
EngView
のパネル
- EngView
パラメータ
- EngView
プロセス
- EngView
ステップアンドリピート
- EngView
アイテム
- EngView
3D
統合環境のワークスペースを以下の図に示します。

- キャンバスには、プロジェクトおよびアートワークの図面(1up)のアートボードを含むアートワークがあります。
- プロジェクトのアートボードを含むアートワークのリスト
- レイヤーパネル(AI
のネイティブパネル)は、ファイル内のレイヤーをすべて一覧表示します。EngView
ファイルを開くと、プロジェクトの構造デザインに対する特別のレイヤーが自動的に表示されます。ここでは、構造を保持しているレイヤーはロックされており、すぐに処理することはできません。これは、何か変更を加えると
Package Designer と Illustrator の接続が損なわれるおそれがあるためです。そのため、構造の編集は Package Designer の中で行われます。
- スウォッチパネル(AI
のネイティブパネル)
- パラメータパネル。このパネルは、構造が作成された時点で定義されていたパラメータをすべて一覧表示します。Illustrator では、パラメータの表現を編集できますが、パラメータの作成や削除はできません。この操作を行う場合は、Package
Designer で構造の編集に切り替えます。注:このパネルは、作業中の
EngView
ファイルにこのデータがある場合、つまり構造のサイズ変更が可能な場合に限り、情報を表示します。
- プロセスパネル。プロジェクト内で使用される表面処理のリストです。ここでは、ニスやエンボスなどの仕上げ処理を設定できます。
- ステップアンドリピートパネル。Package
& Display Designer で作成するプロジェクトのレイアウト図面を一覧表示します。ここから、印刷用のファイルを生成できます。==
面付けへのリンク
- アイテムパネル。プロジェクト内の図面(プロジェクト
1up)一覧、それに対して作成されたアイテム、現在使用されているアイテムのインジケーションを表示します。アイテムのアートワークは、[おもて面]および[裏面]カラムに表示されます。このパネルでは、アイテムとそこに割り当てられたアートワークの作成と削除ができます。図面の作成、編集、削除が必要な場合は、Package
& Display Designer の中で実行できます。
- 3D パネル。EngView アイテムパネルで選択したアイテムの構造を可視化します。
EngView
ワークスペースのロード
EngView
プラグインがシステムにロードされている場合、ワークスペースは自動的にロードされます。何らかの理由でワークスペースがロードされない場合、アプリケーションの右上端でワークスペースのドロップダウンリストをクリックし、次に[EngView]をチェックしてください。

注:新バージョンにアップグレードした場合、EngView
ワークスペースを表示するには、ワークスペースをリセットしてください(以下を参照)。
ワークスペースの復元
EngView
ワークスペースにどのような変更を加えても、いつでもワークスペースをデフォルトの状態に戻すことができます。これは、Illustrator を
EngView
プラグインとともに使用した初回の時点での表示になります。
EngView
ワークスペースを復元するには
- アプリケーションの右上端でワークスペースのドロップダウンリストをクリックし、次に[EngView]をチェックします。