AI との統合:Package DesignerでAI図面を編集する

ビジュアル:デザイン構造の編集

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操作手順
  1. Adobe Illustratorで、EVF11908 Tapered Top Lock – Snap Lock.evrファイルを開きます。

注:インストール構成内でのファイルの場所: […] \EngViewWork7\Standards Library\mm\Standards\Folding Carton\EngView\EVF1 Glued Boxes\EVF11 Rectangular\EVF119 Misc

重要:デザインで寸法を表示させたい場合は、レイヤーの パネルで目のアイコンをクリックして、寸法線を表示させます。Adobe Illustratorで寸法線を表示するには、Package Designerで寸法の表示を有効にしておく必要があるという点に注意してください。寸法の表示を有効にするには、グラフィック領域で右クリックして、 [寸法表示]にチェックをつけます。

  1. EngViewパネルをロードするには、メニューツールバーでEngViewワークスペースをロードします。

  1. デザイン構成の変更を開始するには、EngView パラメータパネルでGlobalsグループを開き、次にMainサブグループを開きます。
  2. パラメータの式を、次のように変更します。

A = 145

B = 157

C = 115

  1. EVF11908グループを開き、HolesサブグループでHLパラメータを80に変更します。
  2. パラメータ式の変更に従ってデザインを再計算するには、EngView Parametersパネルでデザインの再計算 をクリックします。
  3. デザイン構成を変更するには、いずれかのEngViewパネルの中で、右上にあるコンテキストメニューアイコン をクリックし、次に[Edit in Package Designer]をクリックします。EngView でファイルが開かれます。

注:ファイルキャプションで、ファイル名の先頭に「 AI:」という文字列が入っている点に注意してください。これは、ファイルがAdobe Illustratorから渡されており、Adobe Illustratorがこのファイルを開いているので、変更内容はすべて反映されるということを意味します。

  1. Package Designerの[オブジェクト]タブでフィレット をクリックします。

コンテキスト編集バーが、グラフィック領域の上に表示されます。

  1. 編集バーで、[半径]に20を入力して「ENTER」キーを押します。
  2. 内側のホールで、上の2つの角にフィレットを作図します。

フィレットが描画されます。

  1. 縁付きのフラップを編集するには、[変形」タブでトリム をクリックし、次に縁付きのフラップをクリックします。

ヒント:コンポーネントとしては、縁付きのフ ラップはオブジェクトのグループです。これらのコンポーネントの内部で、コンポーネント全体を選択せずに個別のオブジェクトを選択するには、「CTRL + SHIFT」キーを押しながらマウスで目的のオブジェクトを選択します。

重要:縁 付きのフラップからオブジェクトを削除したので、その結果として生じる外側のオブジェクトにCuttingスタイルを適用する必要があります。これは、そ れまでCreasingスタイルだったオブジェクトです。縁付きのフラップからオブジェクトを削除すると、それまで内部オブジェクトだった所が外側のオブ ジェクトになります。これらのオブジェクトにはCuttingスタイルを割り当て、オブジェクトが形成する輪郭線をマシンでカットできるようにする必要が あります。

まだCreasingスタイルになっている外側の2つのオブジェクトをCuttingスタイルにして、これらのオブジェクトが形成する輪郭線をマシンでカットできるようにする必要があります。

  1. 2つのオブジェクトを選択するには、「SHIFT + CTRL」キーを押しながらマウスでオブジェクトを選択します。
  2. オブジェクトを選択した状態で、 スタイル編集バーでCuttingスタイルを選択します。

 

これで、2つの外側オブジェクトがCuttingスタイルになりました。

  1. オブジェクトをトリミングしたすべての領域で手順の12-13を繰り返します。手順11を参照してください。
  2. 外側の輪郭線全体を確実にCuttingスタイルにするには(正しく閉じた状態にするために必要な操作です)、3D描画の操作に進みます。
  3. デザイン全体を開くには、表領域で[展開]をクリックします。
  4. 変更を適用するには、描画のリフレッシュ をクリックします。

注:このシーケンスは、外部3Dオブジェクトが折り箱に挿入された後に継続されます。3Dオブジェクトの挿入は現シナリオの目的ではないので、関連する手順は省略します。詳細については「外部3Dオブジェクトを折りシーケンスrに挿入する.」を参照してください。

  1. ファイルを閉じます。

重要:ファイルを閉じる際に、EngViewはプロンプトを表示して変更を保存するか確認します。ダイアログで[はい]オプションをクリックします。

EngViewの表示が消え、Adobe Illustratorでの作業に戻ります。

  1. AIファイルを保存します。